はなめも。~花屋のメモ帳~

現役フローリストが語る花と花屋のあれこれ。初心者向けにわかりやすく書いてます。花生活を始めませんか。

これで花も長持ち!切り花用の延命剤の効果と、お勧め。

切り花の延命剤

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フローリストのいろはです!今回は切り花の延命剤のご紹介です♪

 

私みたいに仕事で使う以外にも、花をよく飾っていたり、生け花をしていたりする人は使った事があるかもしれませんね。

 

 

延命剤の効果

そもそも延命剤って何だ?っていう方もおられると思います。

 

延命剤っていうと、漢字を見る限り、切り花が長持ちするイメージですよね。

 

ですが、【花の寿命が目に見えて延びる】という訳では無いです。

 

どちらかと言えば、切り花の寿命を短くしてしまう要因を撃退する様なイメージです。

 

その要因というのは、主に水の中に発生してしまうバクテリアの事を指します。微生物であるバクテリアの繁殖を防ぐ事で、

 

茎にバクテリアが詰まって水を吸わなくなってしまう。

 

水が汚れて茎が腐ってしまう。

 

といった要因を防ぐ事が出来ます。結果として切り花を長持ちさせる事、本来の【咲いて散る】という最後までを楽しむことができる事に繋がるという訳です。

 

まあ、平たく言えば水を綺麗に保つ感じですね。

 

また、栄養剤も微量ですが含まれています。

花が大きく咲いたりする程の効果はありませんが、花が綺麗に咲こうとするのを手助けする様な効果があります。

 

花が、ちゃんと綺麗に咲いてくれるのをサポートする感じです。

 

どんなに水替えしても、切り花は咲かずに終わってしまう事がありますからね。

 

こんな時に延命剤がお勧め

基本は花瓶に切り花を飾る時はいつでもお勧めです。

 

ただ、普段から花を飾る訳では無い人にとっては、特にお勧めのタイミングとして、【お墓参りの時】や、【頂いた花束を花瓶に飾る時】が挙げられます。

 

 

asunaro-flowers.hatenablog.com

 

お墓参りなど、自宅以外に花を飾る時。どうしても水は汚れますからね。頻繁に水を替えれば良いのですが、なかなかそうもいかない時があるものです。お盆やお彼岸に水が腐っていて大変な思いをしたことがある人も多いのでは無いでしょうか。

 

真夏なんかは、水が腐るのを完全に、完璧に防止できるわけでは無いですが、それでも結構な効果が有ったりします。

 

また、花束は数種類の花が混ぜて束ねてあったりします。

当然 花の持ち(寿命)もバラバラで、早く傷む花、茎が弱い花も含まれている事が多かったりします。

 

腐った茎は水を汚して、まだ元気な花にも悪い影響を与えかねません。

 

傷んだ花は掃除して時には捨てると同時に延命剤を入れてやると、より長く花が楽しめたりします。

 

そして、水換えまたは最後に花を処分する時に、水が臭く無い事が多いです。

 

追加で足し水を繰り返すとその効果は薄れますが、毎回延命剤入りの水を使うと、結構効果があります。

 

結婚式場など、デリケートな場所でも大活躍ですし、「花は水が腐るから苦手」という人は案外多いです。

 

ぜひ一度試してみる価値はあるとおもいます♪

 

お勧めの延命剤【美咲】

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個人的に、何年も前からずっと使っているのがこの【美咲】(みさき)という液です。

 

【切り花ながもち液】という、非常にわかりやすい言葉が良いですね。特にバラに対して、その効果が大きいとの事ですが、百合とかも効きますし、私の中では何にでも効くイメージです。

 

使い方は至って簡単。水で50倍に薄めて使います。キャップで測れるようになっているので便利です。

 

先に水を測って入れておいて、その中に入れる感じでも良いです。ペットボトルで水を入れると測りやすいですよ。

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バクテリアを抑えるのはもちろん、栄養剤や、葉や花の乾燥も防ぐという優れものです。

 

ちなみに、私は業務用の100倍で薄めるタイプを使ってます。

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なかなか一般的に使うことは無いサイズだと思いますが、たくさん使う人は良いかもしれません。

 

本体の裏に書いてありますが、一部の容器では変色等の恐れがある為、推奨されておりません。ブリキとかですね。

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他にも、もっと小さく小分けになったものも出回っているので、用途によって用意されると良いと思います。

 

延命剤の代わりになるもの

よく、漂白剤や10円玉の銅の浄化作用によって水を綺麗にするというのを見かけます。

 

しかし、私は個人的にあまりお勧めしていません。

 

まず、10円玉は、それ自体が汚れている事が多いです。ピカピカにしてからなら効果が出やすいかもしれませんが、水を捨てる時にうっかり捨てる事もあります。

 

お金は、本来の用途以外にはあまり使わない方が良いと思います。

 

そして漂白剤ですが、これは水換えの際に危ないです。結構水が跳ねたりしますからね。花瓶から花を抜いた瞬間、洋服に掛かったり。

 

知らない人が水換えをしたり、花瓶から花を抜いたりね。

 

水を捨てる時も忘れていたら大惨事だと思うのです。

 

やはりお勧めとなると、効果の有無に関わらず、専用の物が良いと思うんですよね。

 

おわりに

他にも色々な延命剤というか、花のための液が売っていると思います。

 

まあ、花を買うお店がお勧めしているものであれば良いと思います。

 

水が腐ってしまったりするのが嫌な人はぜひ使ってみて欲しいと思います♪

 

知人は、普段は咲かないトルコ桔梗の蕾や、スプレーカーネーションの蕾が咲いたと言っていました。色は白かったそうですが。

 

また実験して報告したいと思います♪

 

いろはでした♪