バンクシアについて
今回紹介するのは、【バンクシア】という花です！多分聞いたことない人がほとんどだと思いますが、まずは姿をご覧あれ！
葉っぱも含めて、THE・ワイルドな雰囲気ですね！この花、なかなか人気なんですよね。今回の画像の品種は【スペシオーサ】という名前ですが、他にも沢山の種類が存在します。
赤っぽい色の付いた【ココシニア】、下半分がオレンジ色になった【プリオノート】などがよく見かける品種かと思います。
気になる方は、【シマトレーディング】さんという、切花等の輸入商社さんのサイトの、ワイルドフラワーというカテゴリーの中に沢山紹介されています。
ドライフラワーにも最適な花がたくさん載っているのと、他にも海外の花のエキゾチックな魅力がたっぷりで、思わず全部欲しくなっちゃいそうです♪
私は頻繁に見るのですが、恐らく 花の仕入れの仕事をした事が無い方はあまり見ないサイトだと思います。花屋さんに行く前に、目当ての花を探していくと良いですよ♪
花業界では超メジャーな商社さんなので、ワイルドフラワー系や、日本には自生していない世界中の切り花を見てみたい方には大変お勧めです♪
バンクシアってどんな花？
原産地
オーストラリア原産の花です。どことなく、以前紹介したプロテアにも似てますね。
asunaro-flowers.hatenablog.com
プロテアは南アフリカの国花である事からもわかる通り、南アフリカ原産です。南半球の花って、やっぱりワイルドな花が多いですね～。
特徴
生花としての特徴は、やはり持ちが良いという事が挙げられます。今回の画像も実はドライフラワーの状態なのですが、生花と比べてもほとんど変わりません。
花全体の重さはありますが、茎が非常に頑丈で逞しいので、長いまま飾っても大丈夫です。
なんでも、昔はドライフラワーの状態で流通していたと聞いています。そのくらい、ドライフラワーにしやすい花材と言えるでしょう。
育ち方もワイルド
バンクシアは、南半球の乾燥地帯でよく見られる【自然発火による山火事】に遭いながらも、種子を残して生き残ってきました。山火事の熱で裂けて、そこから種子を放出する品種も有るようです。超ワイルドですね。
また、こう見えて蜜をたくさん作る品種も多く、動物がそれを食べに来るそうです。そうやって 花粉が運ばれて行く事がまた、生育に関わって来る。ワイルドすぎて感無量ですね。
花言葉もワイルド！？
バンクシアの花言葉は、【心地よい孤独】です。１人でも人生を満喫できるって事でしょうか？私にはわかりませんが、かっこいいですね！
ぜひ、1本だけ花瓶に飾って、その雰囲気を堪能してほしいと思います♪
お値段と出回り時期
1本が800円～1500円くらいでしょうか。品種によって全然違ってきます。ほぼ周年、何かしらの品種が出回っています。
ちなみに、どうしても欲しい色が無くて、染めてみました・・・。
おわりに
なかなか可憐な花とは相性が合わないかもしれませんが、花言葉にある通り、一本でも孤高の存在感を発揮してくれる花です。
あえて小花と組み合わせるなら、最近私が組み合わせた様に、
やはりワイルドな小花との相性が良いと思います。ワイルドだけど、トロピカルではなく秋冬向けに、色味をショッキングピンクにまとめて、葉っぱもグリーンでは無く、シルバー系にまとめてみました。
参考までに、使用花材『バンクシア、アストランチャー "ローマ"、ワックスフラワー、ユーカリ "パルプラ”、ダスティミラー、シネンシス 他』です。
そのままドライに出来そうですね（笑）海外の花を飾るという事は、現地で摘んできた花を飾るのと同じ事で、とても素敵な事ですよね♪
ぜひ、花屋さんに足をお運びください♪
いろはでした♪
